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沼地のある森を抜けて
緩やかに関係する二つの世界の関係性

梨木香歩著『沼地のある森を抜けて』を読んだ。

梨木香歩氏は児童文学で有名な作家で『西の魔女が死んだ』にて
日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を受賞なされている。
『沼地のある森を抜けて』でも2005年にセンス・オブ・ジェンダー賞大賞を受賞しているそうだ。

親しくさせていただいているある企業経営者にこの本を推薦いただいた。
梨木氏との面識もあるこの経営者は霊的な感覚の大変強い方である。
この方曰く、「この本の中で梨木氏が気づかずに描かれている物語の中に
世界を見るための重要なヒントが含まれている」という話だった。

さて、『沼地のある森を抜けて』は主人公が先祖代々に伝わる
「ぬか床」を相続することから始まる不思議な物語だ。

ある日、「ぬか床」の中から子供の頃事故で
亡くなったはずの同級生の男の子が生まれて来た。
調べてみれば、自分の周りには他にも「ぬか床」から生まれたらしい
人物が存在する。そして主人公は「ぬか床」の秘密を探るため、ふるさとの島へと。

途中、脈略も無く別な主人公を中心としたおとぎ話のような話が挿入される。
振り返ればその世界は「ぬか床」の中の話しであることに気づく。
主人公の存在する世界と「ぬか床」の世界は相互に影響しあいながら
物語が展開する。どちらが支配的というわけではないが、
たしかに「ぬか床」に縛られている。

梨木氏はこの本を書くことで現実界と霊的な世界の
関連性を紐解こうとなされたのではないだろうか?

ところで、「ぬか床」は乳酸菌や酵母菌そしてカビなどが
複雑に生育する微生物の巣である事をご存知だろうか。
微生物は38億年という太古の昔から地球上に生息し現在の地球環境を
構築した生命の始祖である可能性がある。そして微生物は無性生殖だったり
有性生殖だったりしながらあらゆる環境で繁栄し続けてきた。

同書は、センスオブジェンダー賞を受賞されているとおり、
物語の締めくくりにおいて、性というテーマに集約されていく感じもある。
もちろん、私達にとって性の問題は非常に重要である。

でも、この物語にはもっともっと重要な事柄が隠されているように思えてならない。



JUGEMテーマ:精神世界の本



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